【感動アニメ紹介】『がっこうぐらし！』は面白い？可愛らしさとのギャップが胸に刺さる名作！

みなさん、『がっこうぐらし！』というアニメをご存じでしょうか？

一時期その衝撃的な内容から話題になったため、「なんとなくは知ってるけど…」という人も多いのではないでしょうか？

今回はそんな『がっこうぐらし！』の魅力と、意外と知らない泣けるポイントに迫っていきます！

※この記事はネタバレが少し入っています。

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作品概要

『がっこうぐらし！』は面白い？

結論から言います。絶対に見た方が良いです。

僕はこれを見るまで、アニメで感動することはあっても、泣きはしませんでした。しかしこのアニメを見て初めて泣きました。自分でも本当にびっくりしました（笑）『がっこうぐらし！』は涙の乾いている人でも泣けるアニメなんです。

特に、可愛い絵とのギャップが好きな人にはピッタリのアニメです。大体『メイドインアビス』と『魔法少女まどか☆マギカ』の間くらいのギャップ感だと思います。

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『がっこうぐらし！』とは？

『がっこうぐらし！』は、4人の高校生が「学園生活部」として学校でサバイバルをするアニメです。

みんなで一緒に仲良く勉強し、ご飯を食べ、お泊りをする。そんな彼女らの笑って泣ける日常を眺めるハートフルな作品です。

放送当時、「可愛い絵柄に学園モノか、きららっぽいなぁ」と原作を知らない視聴者は、何の疑いも持っていませんでした。実際、公式もそういう打ち出し方をしていたし、ホームページも可愛い感じに仕上がっていました。

しかし、ニトロプラスが関わっていることやPG-12指定であることから、一部の感が良い人は薄々何かに気づいていました。そして、その化けの皮は早くも第1話で剥がされることとなります..。

その真実は、原因不明の感染症によって至る所にゾンビが蔓延るようになった世界で、力を合わせて懸命に命を繋いでいく物語。「学園生活部」というのはそのゾンビから身を守るために学校に籠城する必要があったため作られたものだったのです。

非常食を分け合い、ゾンビから逃げ、失ったものに想いを馳せる。そんなハートフルボッコアニメがこの作品の正体だったのです。

第1話のラストで明かされるその真実に度肝を抜かされた視聴者は数知れず、非常に大きな注目を集めました。

『がっこうぐらし！』のグッズが買える販売サイト

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あらすじ

わたしたちはここにいます

TVアニメ「がっこうぐらし！」公式サイト

丈槍由紀たけやゆき(ゆき)、恵飛須沢胡桃えびすざわくるみ(くるみ)、若狭悠里わかさゆうり(りーさん)、直樹美紀なおきみき(みーくん)は「学園生活部」として「授業だけでは触れられない学園のさまざまな部署に親しむ」ことを目的に、顧問の佐倉慈さくらめぐみ(めぐねえ)と共に日々活動していました。

勉強をしたり、友達と話したり、パスタを食べたり、寝るときに恋バナをしたり、夢のような学園生活をゆきは毎日楽しんでいました。しかしそれとは対照的に他の3人は時折どこか浮かない表情を見せます。

夕方、忘れ物をしたと部室を出て教室に戻るゆき。友達との会話、窓から差し込む夕日、ゆきにとっては何気ない日常の一コマですが、迎えに来たみーくんが見るその景色には、人ひとり見えません。それどころか、夕日の差し込む窓ガラスはことごとく割られ、物は散乱し、あたりには乾いた血が張り付いている地獄絵図のような風景です。そこで一人誰かと喋っているゆき。

そう、ゆきの見ている世界は妄想で、実際は原因不明の感染症によって動く死体となった”彼ら”が跋扈する荒廃した世界だったのです…

泣けるポイント

「切なさ」によって彩られたストーリー

『がっこうぐらし！』はジャンルとしてはゾンビものに分類されるわけですが、ゾンビものによくある銃火器をぶっ放して戦うようなド派手な戦闘シーンはなく、全体的にどこか寂しい雰囲気を醸し出しています。

しかしそれが逆にこの作品にリアリティを与え、『がっこうぐらし！』特有の魅力を出すのに貢献しています。大切なものを失った哀しさ、そしてそれがもう二度と戻ってこないという切なさがこの作品のテーマの一つになっていると思います。

この切なさを感じながら見ると、日常パートのほのぼのさや、BGM、表情の一つひとつにまで哀愁が詰まっているように見え、自然に涙が出てきますよ。

主人公たちを襲う容赦のない展開

可愛い萌えキャラが出てくるのにも関わらず、この世界は容赦なく主人公たちに牙をむきます。日常パートと対極的な地獄のような展開の数々や、ホラー色強めの描写が常に視聴者に緊張感を待たせ続けます。特に、作中終盤では絶望に絶望を塗りたくっているような展開が続き、お腹が痛くなるほど緊張します。

ただその分、その後の泣けるシーンの際立ち方や日常シーンの尊さは尋常じゃありません。

感動曲

第4話のED曲、及び第11話の挿入曲として使われており、jazzのしっとりとした曲調が印象的な一曲になっています。あえて英語の歌詞にすることで、洋画っぽい雰囲気が出て、より一層作品の深みが感じられる曲です。

直樹美紀ことみーくんは学園生活部と出会う前、親友の女の子と二人でショッピングセンターに籠城していましたが、考え方の違いから決別してしまうことになります。

この曲はその親友の女の子が音楽プレイヤーで聴いていたもので、みーくんにとって彼女との思い出や後悔が詰まった思い入れのある曲になっています。著作権の関係で載せられませんが、歌詞の内容もこの二人の関係にリンクしていて泣けるので、ぜひ調べてみてください。

No.１感動シーン

『がっこうぐらし！』にはたくさんの感動ポイントがあり、かなり悩みましたが、やはり一番感動したのは第12話「そつぎょう」での太郎丸のシーンかなと思います。

太郎丸はゆきの帽子を取ったり、走り回ってプールにダイブしたりと、場の空気を和ませてくれるムードメーカー兼、マスコットのような役割を担っています。

太郎丸はみーくんが学園生活部と会う前に避難先で出会った犬で、あることがきっかけでみーくんのことを避けるようになってしまったのですが、作中で次第に心を許していき、最終的には完全に懐くまで関係が改善します。しかしそんな太郎丸にも魔の手が迫り…

太郎丸がどうなったかはご自身の目でご確認ください。ちなみに僕がアニメで初めて泣いたシーンというのがこのシーンです。二転三転するような展開からのこのシーンなので感情がぐちゃぐちゃになりながらとりあえず泣いてました（笑）『がっこうぐらし！』一泣けるシーンとの呼び声も高い神回です。

まとめ

結論、『がっこうぐらし！』は実はめちゃくちゃ泣けるアニメです。

絵柄とのギャップだけがよく話題になりますが、それだけでなく内容も非常に濃い作品となっているので、聞いたことはあるけど見たことはないという人はぜひご覧ください！

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