【葬送のフリーレン】「なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう」とは？

「なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう」

『葬送のフリーレン』を象徴するこの一言。ご存知の方も多いのではないでしょうか？

今回はこのセリフが出てきたシーンについて解説していこうと思います！

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概要

「なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう」は『葬送のフリーレン』第1話「冒険の終わり」にて、主人公フリーレンが発したセリフです。

『葬送のフリーレン』は、世界を救った勇者パーティの魔法使いフリーレンのその後を描く、ファンタジー作品です。長い時を変わらないまま生きるフリーレンが、とあることをきっかけに、人間を知るための旅を始めるところから物語が動き出していきます。

今回紹介するセリフ「なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう」は、そのきっかけとなる出来事の際に出てきた名言です。

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使われたシーン

第1話「冒険の終わり」

半年に一度見られる半世紀流星の時期に再び集まった勇者一行。勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼン、50年の歳月によってそれぞれが老いを見せる中、フリーレンだけは昔と全く変わらない姿を見せます。

その後、半世紀流星が綺麗に見られる場所に行くため、ちょっとした冒険をすることになるフリーレンたち。勇者ヒンメルは、4人でまた一緒に旅をするきっかけを作ってくれたフリーレンに感謝します。

数日後、ヒンメルは安らかに息を引き取ります。

英雄として多くの人に慕われていたヒンメルの葬儀には、多くの人が集まります。同じように葬儀に参列するフリーレンですが、彼女は涙はおろか眉一つ動かしません。参列者の何人かは、そんなフリーレンのことを薄情者と揶揄します。

その言葉を聞いたフリーレンは、胸の中に湧きあがってくる奇妙な感情の理由を探します。

「だって私…この人の事何も知らないし…」

「たった10年…一緒に旅しただけだし…」

© 山田鐘人・アベツカサ／小学館／「葬送のフリーレン」製作委員会

10年の旅路。1000年以上生きるエルフにとっては、人生の100分の1にも満たないような短い旅です。そんな瞬き程度にしか一緒にいなかった人に思い入れなんてない。そう思っていたフリーレン。

ところがそれとは裏腹に、頭の中にはヒンメルと過ごした想い出が色鮮やかによみがえってきます。

「人間の寿命は短いってわかっていたのに…」

「なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう…」

© 山田鐘人・アベツカサ／小学館／「葬送のフリーレン」製作委員会

ヒンメルが自分にとってかけがえのない存在だったということに気づくフリーレン。

もう戻らない時間を悔やみ、大粒の涙を流します。

そんなフリーレンに優しく触れるハイターとアイゼン。

フリーレンの物語はここから再び動き出していくのでした。

まとめ

「なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう」は、『葬送のフリーレン』第1話「冒険の終わり」におけるフリーレンのセリフです。

ここまでフリーレンが取り乱すことは作中でも珍しいため、特に印象的なシーンとして記憶に残っている人も多いのではないでしょうか？ この他にも『葬送のフリーレン』には感動シーンがいくつも散りばめられているので、ぜひ実際にご覧ください！

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