『〈物語〉シリーズ』は面白い？おすすめするポイントを徹底解説！

怪異を巡る少年少女たちの物語を描く大人気シリーズ作品『〈物語〉シリーズ』。

2006年にシリーズ最初の『化物語』が刊行されて以降、現在に至るまで長きにわたって続いています。アニメの方も定期的に制作が行われており、2024年7月からは『〈物語〉シリーズ オフ＆モンスターシーズン』が放送されていますよね。

ここまで長きにわたってファンから愛される『〈物語〉シリーズ』。何がここまで多くの人を惹きつけるのでしょうか？

今回は、この『〈物語〉シリーズ』の面白さとおすすめポイントをご紹介していきます！

作品概要

『〈物語〉シリーズ』は面白い？

刺さる人にはとことん刺さる最高の作品です。

作品全体の雰囲気や作画表現が独特ということもあり、好き嫌いは別れると思いますが、一度はまると二度と抜け出せずに全シリーズを見たくなってしまうくらいには面白いですよ。

和風ファンタジーや青春群像劇のような雰囲気が好きな人にはおすすめの作品です。

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『〈物語〉シリーズ』とは？

『〈物語〉シリーズ』は、とある事件をきっかけに半分吸血鬼となってしまった高校生、阿良々木あららぎ暦こよみが怪異に行き遭った少女たちとの出会いを経て成長していく和風青春ファンタジー作品です。

作品全体としては、怪異とのバトルよりも、西尾維新特有のコミカルな言葉遊びや会話劇などに重きが置かれているのが特徴です。

『〈物語〉シリーズ』を無料で見るには？

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『〈物語〉シリーズ』のあらすじ

「青春に、おかしなことはつきものだ！」

『化物語』より

高校3年生の春休みに起きた事件により、半分人間、半分吸血鬼の中途半端な状態になってしまった阿良々木暦は、ある日学校の階段から真っ逆さまに落ちる少女を目撃する。

怪我を覚悟で受け止めようとする暦だったが、その心配は杞憂に終わった。受け止めた彼女にはおよそ「重さ」と呼べるものが存在しなかったのだ。

そんな彼女、戦場ヶ原せんじょうがはらひたぎは、かつて大きな蟹の化け物に出遭い、それ以降体重を失ってしまったという。暦は彼女の重さを取り戻すため、怪異の専門家、忍野おしのメメに助力を乞うが…。

『〈物語〉シリーズ』の面白いポイントは？

もはや芸術な言葉遊び

『〈物語〉シリーズ』では韻や綴りを用いた言葉遊びが頻繁に出てきますが、これが本当に面白いです。それも、ダジャレのようなチープなものではなく、もはやその手の文学表現と呼べるほどにクオリティが高いです。

また、それらはコミカルなシーンに限らず、怪異絡みのシリアスなシーンでも出てくるため、ただ面白いだけでなく、謎を解き明かす仕掛けとしても楽しむことができますよ。

文学作品のお洒落な言葉遊びに心が惹かれたことがあるという人は、間違いなく刺さると思います。

キャラクターのコミカルな掛け合い

個性的なキャラクターたちが織り成す掛け合いも見どころです。

基本的にヒロインたちがボケ担当で、主人公の暦がそこに鋭いツッコミを入れるというのが定番の流れなのですが、これが見ていて全く飽きません。下ネタやメタ発言などなんでもありの会話劇ですが、重めなシーンが多めな本作では、良い感じのバランスになっていて非常に心地が良いです。

作品のギャグパートの面白さを重視する人も十分楽しめると思いますよ。

感涙必死の名シーンの数々

感動シーンがちゃんと泣けるのも本作の魅力的なポイントです。

怪異に行き遭ったヒロインたちは、それぞれ悩みや葛藤、心の傷を抱えていて、内容もかなりリアルで重めです。ただその分、怪異の事件を通して問題が解決に進んでいく様は、カタルシスがあって本当に感動します。

また、作中ではヒロインたちの抱える切ない恋心も見どころの一つです。特に『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』では、ヒロイン一人ひとりに物語がフォーカスされるということもあって、泣けるシーンのオンパレードになってます。

名曲ぞろいのOP/EDソング

『〈物語〉シリーズ』と言えば「歌」という人もいるくらいOP/EDソングは凝っています。

中には「恋愛サーキュレーション」や「白金ディスコ」、「君の知らない物語」など、伝説的にヒットした曲も多くあります。『〈物語〉シリーズ』は見たことがなくても曲だけは知ってるという人も多いのではないでしょうか？

特にOPの楽曲は、各回のヒロインごとに作られており、アニメーションなどもそれぞれ全くテイストが異なるため、毎回飽きずに楽しむことができますよ。

ちなみに個人的におすすめは、蝸牛に迷った少女、八九寺はちくじ真宵まよいの歌う「帰り道」です。

まとめ

『〈物語〉シリーズ』は、刺さる人にはとことん刺さる名作です。

「ちょっと長いなぁ」と思う人は、まず『化物語』から試しに見ることをおすすめします。

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