【ハンターハンター】「おやすみなさいメルエム」とは？ メルエムとコムギのあの感動シーンを紹介！

「おやすみなさいメルエム」というセリフをご存知でしょうか？

このセリフは『HUNTER×HUNTER』（ハンターハンター）のキメラアント編で出てきた作中屈指の感動的なセリフです。このシーンを見て涙した人も多いのではないでしょうか？

早速見ていきましょう。

見ないともったいない超泣けるアニメ30選はこちら。

『HUNTER×HUNTER』を無料で見るには？

『HUNTER×HUNTER』を無料で見たい方は動画配信サービスの無料体験期間を使いましょう。

中でも断トツでおすすめは「U-NEXT」です。

「U-NEXT」の主なメリットはこちら。

詳細は以下のページか、U-NEXT公式サイトをご覧ください。

2分で終わる登録手順はこちら↓

概要

「おやすみなさいメルエム」はアニメ『HUNTER×HUNTER』第135話「コノヒ×ト×コノシュンカン」でのコムギのセリフです。

『HUNTER×HUNTER』とは？

『HUNTER×HUNTER』は、好奇心旺盛な少年ゴン＝フリークスが、父親のジンを追って広い世界へと飛び出していく冒険ファンタジー作品で、「念能力」と呼ばれる力を駆使した熱いバトルが人気を博しています。ジャンプ作品ということもあって友情や冒険といったキラキラした要素もありますが、それと同時に暗く残酷な展開も多くあるため、子供だけでなく大人も楽しめる作品となっています。

最強の王メルエムと盲目の少女コムギ

本セリフが出て来る章「キメラ＝アント編」では、人間を支配しようとする危険生物キメラアントとそれを討伐しようとするゴンたち討伐隊の闘いが描かれます。

強力な力を持つキメラアントたちですが、その中でも彼らを率いる王、メルエムは別格で、作中最強と言われるほど圧倒的な力を持っています。生まれてすぐは残忍で苛烈な性格をしており、キメラアントらしく人間を根絶やしにしようとしていましたが、盲目の少女コムギに出会ったことで、その心にも変化が訪れます。

コムギは「軍儀」と呼ばれる盤上競技の達人で、チェスや将棋の名人を簡単に破るほどの頭脳を持つメルエムですら手も足も出ないほどの強さを誇っています。メルエムはコムギと何度も対局を重ねていきますが、その中で、これまで考えてきた人間の価値や自身の存在意義に疑問を持つようになり、その考えを改めていきます。

徐々に人間の王のようになっていくメルエムでしたが、そんな中、キメラアント討伐隊の奇襲を受けます。そして物語終盤、討伐隊のリーダーであり、ハンター協会会長のアイザック＝ネテロの用意した「貧者の薔薇」という兵器により、メルエムは深刻なダメージを負ってしまいます。

その後、辛くも復活を遂げるメルエムでしたが、「貧者の薔薇」に入っていた猛毒の影響で自身の命があとわずかしかもたないことを悟ります。最後の時間をコムギと対局をして過ごしたいと思ったメルエムは、討伐隊によって幽閉されていたコムギのもとへと向かいます。

使われたシーン

第135話「コノヒ×ト×コノシュンカン」

再会したコムギとメルエム。メルエムはコムギに自らの名前を伝え、「様」はいらないと告げます。

そんなことは出来ないと首を横に振るコムギでしたが、そんな彼女に対してメルエムは、それなら軍儀で勝ったら「様」抜きで呼ばせると口にします。

「以前の余とは一味違うぞ」

「幾多の敗北を覚悟しておけ」

『HUNTER×HUNTER』より

負けたら殺すと言っていた以前とは違い、口元を緩めながらそう口にするメルエムの中には、かつてような冷酷さはなくなっていました。

これまでのコムギとの度重なる対局が、メルエムの考え方を大きく変えたのです。

待ちに待ったメルエムとの軍儀に胸を高鳴らせるコムギ。そんな彼女を見たメルエムは早速対局を始めます。

対局を重ねるにつれてさらなる高みへと昇っていく二人。

そんな中、コムギはかつて自分が生み出した技「孤独狸固ここりこ」を仕掛けます。しかし、その手は以前メルエムにも説明したように自ら死路であることを証明してしまっています。自らを甘く見たような一手にメルエムは怒りをあらわにしますが、その後の一手でコムギは死路であったその展開を乗り越えます。

コムギが今も進化し続けていることに驚いたメルエムですが、その一手をかいくぐる渾身の一手をなんとか絞り出し、コムギの出方を伺います。

コムギは目から大粒の涙をこぼしていました。

苦労して考えた「孤独狸固」を自分の子供のように思っていたコムギ。殺した我が子が生き返り、それを乗り越える一手がまた生まれていく。そんな夢のような幸せが自分に起きていいのかとコムギは言います。

その様子を見たメルエムはコムギに、自らが毒に侵され長くないこと、そしてその毒は周りにも感染し、このままだとコムギの命も奪ってしまうことを打ち明けます。

するとコムギは駒を持ちある一手を指します。その一手は先ほどのメルエムの妙手をさらに覆すまさに神の一手でした。

押し寄せる感動に包まれる二人。この日この瞬間のために生まれてきたのだと二人は悟ります。

「ワダすはきっと この日のために生まれて来ますた…！」

『HUNTER×HUNTER』より

「…そうか 余はこの瞬間のために生まれて来たのだ…！！」

『HUNTER×HUNTER』より

時が経ち、毒が体を蝕んでいく中、目も見えなくなっていくメルエム。読み駒だけで対局を続ける中、メルエムは何度も何度もコムギの名前を呼び、近くにいるか確認します。コムギもその度返事をして側にいることを伝えます。

少しの間眠るから、起きるまで手を繋いでいてほしいと頼むメルエム。

コムギは優しく手を握ります。

「コムギ…」

「はいはい何ですか？」

『HUNTER×HUNTER』より

「…ありがとう」

「こちらこそ」

『HUNTER×HUNTER』より

「最後に……名前を呼んでくれないか？」

『HUNTER×HUNTER』より

「おやすみなさい…メルエム…」

「ワダすもすぐ、いきますから…」

『HUNTER×HUNTER』より

蟻と人の間で揺れ動いてきた王メルエムは、最後に愛する人の腕の中で安らかに息を引き取ったのでした。

まとめ

「おやすみなさいメルエム」はアニメ『HUNTER×HUNTER』第135話「コノヒ×ト×コノシュンカン」にてコムギがメルエムに告げた最後の言葉です。

『HUNTER×HUNTER』の一番の感動シーンといってもいいこの場面。アニメでは声優や作画の力によって原作を超えた神回とも評価されています。ぜひ一度、ご自身で見てみてください！

U-NEXTなら31日間の無料体験ができるので、ぜひ試してみてくださいね！

U-NEXT登録手順