『青ブタ』は泣ける？作中のおすすめの泣けるポイントを徹底解説！

『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』という作品、ご存じでしょうか？

「青春ブタ野郎シリーズ」としてラノベを原作に展開される本作。作品名からは想像できないかもしれませんが、実はSF要素強めの作品です。

学園ものということもあり、ラブコメ要素も多く盛り込まれているので、刺さる人にはとことん刺さる作品だと思います。

今回はこの『青ブタ』の泣けるポイントについて紹介していきます。

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作品概要

『青ブタ』は泣ける？

結論、泣けます。

切ない青春ラブコメの雰囲気が好きな方は絶対に見た方が良い作品です。

『涼宮ハルヒの憂鬱』のSF感と『物語シリーズ』の雰囲気を足して二で割ったような感じかもしれません。

アニメは何本かある小説をまとめたもので、毎回2～3話ほどで一区切りつくといった形になるので、それに伴って泣ける盛り上がりも何度か来るイメージです。

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『青ブタ』とは？

『青ブタ』は「思春期症候群」と呼ばれる謎の超常現象に巻き込まれていく主人公とヒロインたちを描いたSFラブコメ作品です。

SFとしての完成度もさることながら、江ノ島や茅ヶ崎といった湘南のおしゃれな雰囲気の中で展開されていく物語には他の作品にはない独特の魅力があります。

アニメ放送後には映画が3本公開されている他、新作アニメの制作も決定しているなど現在も注目が集まっている作品です。

『青ブタ』のあらすじ

5月6日、野生のバニーガールに出会った。

『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』より

高校2年生のある日、梓川咲太あずさがわさくたは、高校の先輩桜島さくらじま麻衣まいがバニーガールの姿で図書館を歩き回っているのを目撃する。麻衣は他者から認識されなくなるという謎の現象に悩まされており、気づいてくれる人間を見つけるため、あえて派手な格好で街中を歩いていたという。

打開策を考える中、彼女のその現象が彼女自身の悩みの具現化、「思春期症候群」であると推測を立てる咲太だったが、日を追うごとに彼女を認識できる人間は減っていき、ついには咲太も彼女を忘れてしまう。

明くる日の朝、自分の机の上に日記が置いてあることに気づく咲太。身に覚えのない日記だったが、それをきっかけに徐々に鮮明になっていく記憶。咲太は麻衣を救うため、授業中校庭へと駆けていき…。

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『青ブタ』の泣けるポイントは？

イマドキの人に刺さるテーマ

『青ブタ』では、SNSやいじめ、将来への不安といったイマドキの思春期の学生が抱える悩みがリアルに描かれています。

中でも作中では、空気を読むことの是非が一貫したテーマとなっています。「空気なんて読まなくたってもいい」というメッセージは、目に見えない空気と戦う現代の人々に深く刺さるはずです。

「みんなと違うことをするのが恥ずかしい」「目立って嫌われるのが怖い」という気持ちがあって生きづらいという方は見ることをおすすめします。

作品を彩るおしゃれな雰囲気

鎌倉や茅ヶ崎、江ノ島といった湘南エリアが舞台の本作は、海辺の爽やかさや江ノ電のレトロ感などが相まって常におしゃれな雰囲気が漂います。

現代の学生が抱える悩みに切り込んでいくストーリーのため、物語自体は重たいのですが、この湘南のムードによってうまい具合にその重さが調和されているので、全体の雰囲気がバランス良くまとまっています。

特に、EDで流れる「不可思議のカルテ」は、『青ブタ』のミステリアスな魅力をJazzっぽい曲調とSFチックな歌詞でおしゃれに表現しているので、ぜひ一度聴いてみてください。

冷たいSFと暖かい心

本作は「思春期症候群」という不思議な現象をテーマにしたいわゆるSFですが、主人公たちが都合良くそれを利用したり、SFらしく超能力を手にしたりすることは一切出来ません。物理法則を無視した超常現象を自らの頭と行動で乗り越えなくてはならないという状況はかなり絶望感があります。

実際、主人公がそうした不思議な現象を前に心が折れそうになるシーンもありますが、そこで引き立つのが登場人物の暖かい心です。自分を顧みずに大切な人を支えようとするキャラクターたちには心があったかくなります。

特におすすめなのが作中で登場する牧之原まきのはら翔子しょうこというキャラクターのセリフ。優しく生きることを目標にする彼女の言葉には心を動かされた人も多いのではないでしょうか？

『青ブタ』No.1泣けるシーン

個人的に一番泣けるのは、第13話「明けない夜の夜明け」で、咲太が妹のかえでのことを想って号泣するシーンです。

覚悟はしていましたが、動物園の年間パスポートのくだりの後でこれなので、かなり心に来ました。咲太があまり感情を表に出さない性格ということもあって特に印象的なシーンです。

『青ブタ』を見た人の中には覚えている方も結構多いのではないでしょうか？

まとめ

今回は『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』の泣けるポイントについてご紹介しました。

『青ブタ』は見かけによらず深みのある知る人ぞ知る名作だと思っています。感動シーンも各回ごとにたくさんあるので、気になる方はぜひ一度見てみてくださいね！

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